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2012年12月14日

2012ドラフト(4)〜大谷選手を説得した資料を球団が公開

日本プロ野球のドラフトと育成制度についてはこれまでも思うところは都度都度書いてきましたが、
日本=「引き上げる仕組み」
アメリカ=「淘汰する仕組み」

という明快な言葉は、今後の自分の思い・意見を整理するのに役立ってくれそうです。



花巻東高の大谷翔平選手が北海道日本ハム入りを決断し、表明したのは今年のドラフトでの最大のトピックになりました。
その過程においては、本人と両親を含めた関係者への日本ハム球団の見せた“姿勢”と“手法”がいろいろマスコミに取り上げられてきました。

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2012年12月04日

2012ドラフト(3)〜ドラフト前の意思表明「プロ志望届」の見直しはできないか?

今年のドラフト会議が終わった直後に感想を述べてから久々のエントリーになります。

いよいよ、今年のドラフトで注目を浴びた花巻東の3年生・大谷翔平選手の動向が定まりそうな報道が出てきました。
今日時点の直近のマスコミ報道では、当初の「メジャー挑戦」から方向転換し、「日本ハム入団」が現実味を増してきたことのよう。最終結論が出る前ですが、そこまで交渉を続けてきた日本ハム球団の姿勢と、それに対して真摯に対話を続けた大谷選手とご家族にとても好感を持っているところです。


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ラベル:ドラフト
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2012年10月26日

2012ドラフト(2)〜結果と感想(パ・リーグ編)

昨日のエントリーに続いて、2012年のドラフト会議でのパ・リーグ球団の指名結果を見渡してみての感想を簡単に。


【オリックス】
 1位指名の1回目で藤浪(大阪桐蔭高)、2回目で松永(大阪ガス)と連続で投手を外して苦しい3回目でも下馬評は高かった左腕・松葉(大体大)の交渉権獲得。その他2・5・6位で合計4投手を指名したが、捕手として評価の高かった伏見(東海大)を3位、将来性が見込まれていた武田(自由ケ丘高)を4位でそれぞれ指名できたのは1軍台所事情を見るとなかなかのファインプレーにかも!

【千葉ロッテ】
 オリックスと全く同じく1位指名の1回目で藤浪(大阪桐蔭高)、2回目で松永(大阪ガス)と連続で投手を指名し、抽選で松永の交渉権を獲得。さらに春先時点では1位候補と言われていた川満(九州共立大)も2位で指名。順当に1軍定着すれば、成瀬・藤岡と強力な左腕がローテーションに揃うかも。更に3位で高校生の中では人気上位の田村龍弘(光星学院高)、4位で加藤翔平(上武大)まで指名して全指名終了。田村はポジション適性の見極めに注目、加藤はまたしても脚力ある外野手の獲得となり、外野争いの激化必須。

【楽天】
 1位では広島一本釣りと噂されていた森(東福岡高)を抽選で引き当てた。以降も大塚(九州学院高)、柿沢(神村学園高)と、偶然かいずれも九州の高校生投手を指名。高校生と言えども、投手陣の層から考えて第2の田中、釜田となるべく早めの1軍抜擢が期待される。

【ソフトバンク】
 1位で競合した東浜(亜細亜大)を見事に王会長が引き当てた。この時点で限りなく満点のドラフト。加えて伊藤(東北学院大)・笠原(福岡工大城東高)といった左腕投手と大学有数の内野手・高田(亜細亜大)を指名し、この数年で薄くなったポジションをピンポイントで補強する姿勢が見えた。

【西武】
 東浜を指名するも、今年は渡辺監督の強運はここでは発揮されず。2回目の指名で重複した増田(NTT西日本)を見事に引き当てた。本人は早くから抑え希望と言い、チーム事情と相まって嵌れば大成功の指名となる。以下、高校生2名を含む3投手を指名。3位指名の金子(立命館大)はいかにも西武が好みそうなバランスのとれたスラッガータイプ。

【日本ハム】
 事前の公言どおりに大谷(花巻東高)を単独1位指名。動向は注目だが、昨年の菅野(東海大)と同様で期待は薄そう。2位の森本(高岡第一高)、宇佐美(広島工高)はいずれも体格に恵まれた高校生野手で将来を見越すと怖い存在になる可能性あり。その他は社会人3人を含む右の4投手を指名。「チーム力がずっと安定している→補強ポイントが明確→若手が競争してレベルアップ」という、今もっとも好循環を繰り返してるのが日本ハムの気がする。ダルビッシュ・陽・吉川・中田・中村といった近年のドラフト獲得選手の1軍定着率の高さを見ると、こういった1位枠の使い方は余裕すら感じる。


あちこちで言われていますが、パの方が全体的によいドラフト指名ができたように見えました。

 ソフトバンク、千葉ロッテ、オリックスは、ずっとドラフト指名候補として挙がってきていた選手を下位で指名するなど、上位から下位まで万遍なく、という感じ。かつ、1軍で枠が空きそうなポジションも確実に抑えた指名と見えました。
 楽天は徹底した高校生投手の指名。地元“東北”を前面に打ち出すような報道も見えましたが。蓋を開けてみると九州から高校生投手を3人も。球団創設から数年が経って、生え抜き選手の割合が増えてくる中で、スカウト・ドラフト戦略的にも転換期になるのでしょうか?
 西武は決してレベルは低くないものの、投手も野手も一部のレギュラーを除くと一軍は団子状態。大石の時とは逆に、ルーキー投手を早くから勝ちパターンのリレーに抜擢できるようであれば、一気に投手陣の歯車が合ってきそう。
 日本ハムは1位枠の使い方に余裕があるというべきか。交渉期限ギリギリまでどういった結果を生むのか注目となるが、一方でドラフト制度そのものに一石を投げかけるには十分すぎたこの2年連続のドラフト。

ラベル:ドラフト
posted by maddog31 at 22:12| Comment(0) | TrackBack(0) | ドラフト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月25日

2012ドラフト(1)〜結果と感想(セ・リーグ編)

2012年のドラフト会議が終了しました。
今年も会議前から沢山話題を集めました。
交渉権を獲得した球団と選手の交渉もこれから気になるところですが、取り急ぎセ・リーグ球団の指名結果を改めて見渡してみての感想を簡単に。


【横浜DeNA】
 1位指名の東浜(亜細亜大)の抽選外れで中畑監督の後輩にあたる白崎(駒澤大)を再指名し、こちらの抽選を当て交渉権獲得。続く2位では三嶋(法政大)を。結果的に1・2位は前評判の高かった大学生。以下は昨年とは一転、いずれも社会人を指名しての即戦力化を急ぐ方針か。

【阪神】
 “抽選に弱い阪神”の面目躍如!今年の会議で重複指名必死と言われた藤浪(大阪桐蔭高)の交渉権を抽選の末獲得。続く2位でも高校生の北條(光星学院高)を。今年の高校世代の投打のスターの交渉権を獲得で、ここまでで満点ではないか?以降は大学生・社会人から投・捕・外のポジションで万遍なく。

【広島】
 森(東福岡高)、増田(NTT西日本)と1位指名で2回連続の抽選外れ。野村祐輔、福井優也、今村猛、前田健太とここ数年は1位で競合指名を回避しながら有力投手を獲得してきた広島としては痛かったはず。3度目の指名で方向転換して外野手・高橋(龍谷大平安高)を指名。今年ブレイクの堂林のように江藤、新井、栗原の系譜を継ぐような大物の右打者への育成を期待したいところ。以下の指名での2投手はいずれも高校生。

【ヤクルト】
 1位の藤浪の抽選外れは同じく投手の石山(ヤマハ)を指名。この後続けて4位までいずれも投手を指名。ローテーションに20代が揃ってここ数年は高校生野手を1位指名してきたが、ここで投手層強化か?

【中日】
 1位で事前の大方の予想通り福谷(慶應大)を単独指名。中日投手陣にあっては短いイニングであれば早めのプロデビューがやってきそうな即戦力期待の投手。2位には名前では既に全国区であった濱田(愛工大名電)を。こちらは左腕先発型不足を補う意味大。1・2位とも更に地元選手として理想の指名結果では?
 以下の指名では内野手・捕手を1人ずつ。チームの課題である内野陣&捕手の強化・若返り化も狙う。

【巨人】
 1年待って、満を持しての菅野(東海大卒)を単独指名。1年間のブランクの影響は未知数ながら潜在能力からしてドラフト補強としての採点は満点か。内野手を3人指名しつつ、補強ポイントと長らく言われる捕手の指名なしは意外。


すんなり、という意味では横浜DeNAと中日は良い指名だったのではないでしょうか?
 横浜はチーム事情からして引き続き補強ポイントが広い中、去年は高校生中心、今年は即戦力中心。数年でガラッと選手の顔ぶれが変わってきそうな気配です。
 中日は盤石と言われた投手陣の中で薄らと出てきた補強ポイントの1つがブルペン強化。福谷の加入で、福谷、山井、浅尾といった投手陣の中でのやりくりがしやすくなりそう。もう1つが先発左腕。こちらは濱田の育成に期待。
 阪神はそろそろ前評判高く入団した高校生・大学生の1軍での活躍を観たいところ。評判高い選手の獲得は続いていますが、入団後の育成・起用でイマイチ成果を出し切れていない感を感じます。その中でも今年の高校生1・2位の注目度は抜群。責任重大ですね。
 広島は数年ですっかり整備されてきた投手陣にあと左腕が加われば・・・といったようなところでしたか。抽選外れで今年は即戦力化の期待は薄かもしれません。
 ヤクルトはここ数年、野手を上位指名していましたが今年は投手をまとめて指名。ドラフト・外国人・FAと組み合わせて、ここ数年間では各ポジションに穴のないバランスのよい編成が続いていると思います。
 巨人はデキレースのようなドラフトが続くこの数年。巨人という一球団にとっては長野しかり澤村しかりでこれ以上ない選手の獲得方法となっていますが、球界全体として見た場合の「ドラフトの意義」にますます疑問を投げかける形となったこの結果。入団した選手は“やって当然”という圧力に押し潰されなければ、引き続き新人王を排出するレベルにあるでしょう。


(追記)
 以降、2012年のドラフト関連は★2012ドラフトへ一覧作成中
ラベル:ドラフト
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2011年10月28日

2011ドラフト(1)〜結果と感想

2011年のドラフト会議が終了しました。
今年も沢山話題を集めた会議、交渉権を獲得した球団と選手の交渉もこれから気になるところですが、取り急ぎ全球団の指名結果を改めて見渡してみての感想を簡単に。


【横浜】
1〜3位で北方(唐津商)・高城(九州国際大付)・渡辺(関西)、さらに5位で乙坂(横浜)、まさかの9位で伊藤(帝京)という高校生を大量に指名。現有戦力からいうと即戦力を獲りたかったのが本音ではなかろうか?しかし、今年の夏を騒がした高校生がこんなに固まって指名された記憶がない!

【広島】
大方の予想通り、地元出身のスターである野村(明大)を1位で。4位の土生(早大)は思っていたより下位指名。

【阪神】
即戦力外野手として伊藤(慶大)を1位、2位は地元出身の歳内(聖光学院)を指名。歳内の育成は気になるところ。

【巨人】
まさかの(?)外れ指名となった1位で高校No.1左腕と評判の松本(英明)。戦略は予定からどれだけ逸れたのか?

【ヤクルト】
1位で指名の川上(光星学院)は昨年と同じく高校生野手。20代でローテーションが確立できる戦力からして野手強化の方針変わらずというところか?

【中日】
会議前からの公言どおり高橋(東海大甲府)の交渉権を獲得。社会人の指名無く、ある程度育成を見据えてのドラフトか?

【千葉ロッテ】
最大の目玉であった藤岡(東洋大)を引き当てた上に2位でも中後(近代)と、2名続けて大物左腕を獲得。3位の鈴木(東洋大)も併せて大学日本代表クラス。即戦力への期待が非常に高い指名。

【楽天】
即戦力候補として1位で武藤(JR北海道)の指名の後に、釜田(金沢)、三好(九州国際大付)、北川(明徳義塾)となかなか知名度のある高校生を指名。現有戦力からするともっと即戦力に注力しても良さそうだとは思ったが、育成に注目したい。

【オリックス】
8名指名のうち高校生が1人、残りは全員社会人を指名。岡田監督の威光か?ドラフト指名では社会人を中心に即戦力への要求が高そう。これだけ社会人選手が入団すれば、誰かは1軍定着してくるはず。

【西武】
一部報道では予想が流れたが、それまでの報道からすれば隠し球となった十亀(JR東日本)の1位指名。2位指名の小石(NTT東日本)とともにやや変則フォームと言われる社会人投手2名の上位指名は、中継ぎ強化の思惑か?球団の狙い通りに思える。その他、5位の田代(八戸大)は今年定着した秋山二世の期待がかかる。

【日本ハム】
まさかの菅野(東海大)を指名し、交渉権獲得も、実際の交渉が実るかによりこの指名の成否は大きく分かれるところ。2〜4位で高校生を指名しつつ、7位ではソフトボール部員を指名するなど将来性を見越しつつ、5位では直前に完全試合達成の森内(JR東日本東北)を指名。

【ソフトバンク】
1軍では野手が充実している背景もあってか、将来性抜群の高校生投手を2名。武田(宮崎日大)、吉本(足立学園)はともに1位指名もあり得そうな下馬評。4位の白根(開星)も投手指名ながら野手適性を見据えた育成にも興味あり。


球団ごとの指名の方針としては、横浜や楽天辺りが即戦力補強をするか?という予想に反して高校生の大量指名に踏み切ったところが意外なところ。
一番の“意外”はもちろん、日本ハムの菅野指名と交渉権獲得。交渉により入団することをファンとしては望んでいるが、展望はまだわからないだけに、以降続いた高校生の指名が短期目線で吉と出るか凶と出るか?
菅野を抽選で逃した巨人は高校No.1左腕の松本を指名して以後の名前は知名度的には低い指名。ここは1位指名の思惑が外れたことを見越して予定通りだったかは不明。
オリックスは徹底した社会人の指名が不気味。即戦力補強という狙いが充分うかがえる。
西武も1、2位で競合無く社会人投手を指名。変則気味のフォームで投げる2投手は特に中継ぎ以降の即戦力強化が狙いだったか?
ソフトバンクは結果として大型高校生投手を3人も指名。数年先を見据えると不気味な内容。
ヤクルト、中日、阪神は1位に野手を指名。ヤクルトと中日は高校生1位も、3チームともレギュラークラスの高齢化が目立つだけに出番は意外と早い可能性も秘める。
競合必死の最大の目玉、藤岡の抽選を引き当てた千葉ロッテは、更に2位でも中後、3位で鈴木と、いずれも大学日本代表を背負う選手を指名。1、2位は満点の指名内容だった上に、鈴木も内野陣が手薄のレギュラー人の中で出場する可能性は高いかも。

即戦力化の期待からすると千葉ロッテ、西武、オリックス辺りが高いか。
育成を見据えると、ソフトバンク、中日は方針通りの指名か。

いずれにしても、“半”単独指名と思われた巨人の菅野指名に切り込んだ日本ハムの菅野指名の意義は大きい。
今後の交渉過程は引き続き注目だが、一プロ野球ファンとしては是非とも交渉の席について入団して欲しいと思うところ。
ラベル:ドラフト
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