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2011年04月14日

ヘッドスライディングの効用(4)〜ヘッドスライディングで骨折

「ヘッドスライディングの効用」ということで、何度かヘッドスライディングのデメリットについて述べてきました。
(→★ヘッドスライディングの効用
やはり、ヘッドスライディング否定派として最大の理由は
怪我するリスクが高いこと
です。


その場面を映像では見ていませんが、こんな残念なニュースを知りました。
昨季MVPが右腕骨折 全治6〜8週間
昨季のア・リーグ首位打者のタイトルとリーグMVPに選出されたレンジャーズのジョシュ・ハミルトン外野手が、12日のタイガース戦で本塁へヘッドスライディングをした際、捕手との接触で右上腕部骨折。(全治6〜8週間とのこと)

普通に考えると、接触プレーになるようなタイミングではヘッドスライディングは考えにくいもの。
ましてや、捕手がプロテクターをしてブロックする本塁へのヘッドスライディングともなれば、怪我のリスクはより高いのは自明。
さらに、この場面は三邪飛でのタッチアップだというので、ランナーからすれば視界から見えない位置から送球されたボールがやってくるわけで、捕球する直前まで相手野手の位置取りが見えづらく、そもそも起用に野手を避けてスライディングすることは難しそう。

さらに記事では、
「本塁に頭から滑り込んだが、飛球を追って本塁を空けていた相手捕手が戻る方が早く、タッチアウトに。
とのこと。
相手捕手はホームベース上へ勢いつけて戻ってきたのでしょうね。


前にも書きましたが、ベースへ向けて明らかに接触プレーとならないことが自明であれば、
雰囲気を盛り上げるためのヘッドスライディングは(十分練習をしているであろう)プロなら許容したいです。
しかし、そうでない場合にはやはり許容できません。
プロといえども、こういった場面では怪我するリスクは負って欲しくないですね。
posted by maddog31 at 08:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 走塁論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月01日

赤星の教え

スポーツ紙にも出ていたのですが、惜しまれながら昨年に阪神を引退した赤星憲広氏(関連記事→赤星選手の衝撃的な引退発表)がオリックスのキャンプ地を視察した際に、岡田監督に頼まれたとかで即席で
盗塁講座
を開いたそうです。

そのポイントは
@盗塁時に踏み出す第1歩の重要性
A二塁まで一直線に走るコツ
B盗塁を無理と判断したら、帰塁する勇気も必要
Cリードの幅を半歩縮める余裕も必要
など。

紙面では詳しくはわからなかったですけど、
D骨盤で走れ
とかいう話もあったそうです。


このブログで前にも取り上げたことのある
・イチロー選手の足の置き方・運び方(→リードのしかた〜イチロー
・片岡選手のリードの姿勢(→足は裏切らない〜片岡易之
の内容と比較しても面白いですね。
盗塁についてはいろいろ書こうと思ってまだ書けていないことも多々あり、いずれ整理してみたいと思っています。


ただ、今年のオリックスは監督が代わり、走力の活かせる選手の加入もありで、走塁面でのレベルアップが見込めると面白い存在になりそうです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100223-00000020-dal-base
 続きを読む
posted by maddog31 at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 走塁論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月24日

足は裏切らない〜片岡易之

毎度お馴染みですが、録画してあった『Jスポ』(TBS系)を観ました。
話題は西武ライオンズ・片岡易之選手の盗塁について。

片岡選手は安福一貴さんという専属トレーナーの指導で走塁に取り組んでいるという話でした。
安福氏&片岡選手曰く、
盗塁をする力は走力(だけ)ではない
と。

番組内で比較していましたが、50m走のタイムを比較すると、
阪神・赤星憲広選手 5秒6
巨人・鈴木尚広選手 5秒7
に対して、
西武・片岡易之選手 6秒3
だそうです。
(ちなみに塁間は27.43m)
つまり、片岡選手は際立って足が速いわけではない。

で、そんな片岡選手が盗塁を増産してきたトレーニングの秘密が、安福氏の
「塁間のマネジメント」
という解説でした。


盗塁をする過程を3つに分けて考え、それぞれ解説します。
@リード
投手のセットポジションを、
1点だけ集中するのではなく全体をボヤッと見る
のがコツ。
1点を凝視すると体が固まってしまう
と言っていました。
ぴかぴか(新しい)なんか、クセを見抜いて走るのとは対極にある考え方に思えました。

Aランニング
片岡選手は「トロッティング」というトレーニングを行っているとのこと。
これにより、
足の裏と地面の接地時間を短くして
同じ歩数で同じ距離を走っても、接地に掛かっている時間を短縮することにより、タイムを短縮しようとするもの。
ぴかぴか(新しい)歩数を少なくするとか、足の回転を速くするとかいう発想はよく聞きますが、接地時間を短くするというのは初耳でした。

Bスライディング
距離を短くするため、
ベースに近い位置でスライディングをする。
怪我をするリスクは高まるが、際どいタイミングの場合、審判に与える印象がランナーにとってよい。
端的に言えば
セーフと判定される確率が高い
ぴかぴか(新しい)確かに審判への心証は良いかも!


これら1つ1つが重なって、走破タイムが決して速くない片岡選手が野球関係者に「速い」と認められているのですから、盗塁も技術的なものが大きく寄与するのでしょう。
イチロー選手の「ぴのみたい」発言もまた引用されていました。


私も少年野球の頃から口酸っぱく教わったことですが、番組内でも言っていました。
足は裏切らない
(走力にスランプはない、という意)

関連記事
 第2回WBCへ向けて(9)〜野手選考(2)
 2008西武ライオンズ(7)〜片岡易之
 リードのしかた〜イチロー


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ラベル:技術 片岡易之
posted by maddog31 at 19:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 走塁論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月25日

火の呼吸で走力UP!?

サンスポでしたか?
少し前の見出しで広島・赤松真人選手が“ヒクソン流トレ”で
バントヒットをシーズン20本目指す
というような記事がありました。

グアムで同行したトレーナーにヒクソン流の呼吸法を教わって、走りが早くなる効果が出たという内容。


ヒクソンというのはもちろん知る人ぞ知る(?)「400戦無敗」のヒクソン・グレイシーのことですね。
僕も(プロレスが主ですが)格闘技が好きなもので、ヒクソン含むグレイシー一族には興味があって、本を読んだことがあります。
で、日本でよく本で紹介されたのがヒクソンがテレビなどでもやっていたヨガの呼吸法。

普通、我々がイメージするヨガは“ゆっくり”吸う⇔吐くものです。
ヒクソンのそれは、腹を激しいスピードで凹ませて、1分間に200回も鼻だけ(腹式呼吸)で呼吸をする呼吸法です。
赤松選手は、この呼吸法でインナーマッスルが鍛えられて走力が上がる、と言っていたようです。


この呼吸法はこの本が一番わかりやすいのかな?



俗に「火の呼吸」と言われているものです。
激しく1分間に200回呼吸をすると、体の中から燃えるように熱くなることから“火の”呼吸。
いろいろ調べてみると、ヨガにもいろいろ流派があって、この火の呼吸を実践するはその中の一派(クンダリー二・ヨガ)であるそうです。
しかも、深く踏み込むと、ヒクソンはこの流派ではないヨガの流派であるとか。
すなわちヒクソンの呼吸は火の呼吸ではない、という話も・・・。


それはともかく、ヨガが体作りやコンディションに与える影響と言うのはそれなりに認められているところ。
この呼吸法をやれば、恐らく間違いなくは心肺機能は機能UPするんじゃないでしょうか。

ヒクソンの強さの所以がこの呼吸法にある!と、ヒクソンとの対戦前にヨガ、呼吸法をトレーニングに取り入れたのが日本人の船木誠勝でした。
この人はこの人でトレーニング関係の本をいくつか出していますが、ヨガ・呼吸についてはこんなものを出しています。



実は一時期、僕もこの呼吸法をやってみたことがあります。
体に顕著に現れた効果は
お腹(腹筋)が締まったこと
これは間違いないです。

一般的な生活をするわれらにとっては、器具も使わず、場所にもとらわれずにできるこの呼吸法は
ダイエットにこそ向いているんじゃないでしょうか。

グレイシーダイエットといい、グレイシー一族のコンディション作りは野球の枠を飛び越えて興味深い・・・。

関連記事
 ファスティング〜工藤公康


 

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2008年08月19日

ヘッドスライディングの効用(3)〜桑田の見解

夏の甲子園、終わってしまいましたが、朝日新聞に持ち回りで連載されてきたコラム欄に19日(火)は桑田真澄元投手のコラムがありました。

今年、というより今の高校野球を見て「気になること」が2つある。
1つは
投手が変化球を投げすぎること。
もう1つは
ヘッドスライディング。



関連記事
posted by maddog31 at 23:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 走塁論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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