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2017年06月07日

サインを二度覗き込んでボーク、サヨナラ

サインを二度覗き込んでボーク、しかもサヨナラ

大学野球選手権の試合で起こったプレーです。
同点で迎えた9回裏、1死三塁とされた守備側は満塁策をとった。
打席に迎えた打者に第一球を投げようとした際、投手が一度捕手のサインをのぞき、セットに入りかけてまた捕手のサインを見ました。
ここで球審が「ボーク」の宣言。


負けた四国学院大にはあまりに残酷な結末。
しかし、ルール上は正しいボークの適用でした。


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タグ:ボーク
posted by maddog31 at 19:26| Comment(0) | TrackBack(0) | ルールの確認 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月11日

三塁への偽投禁止〜盗塁増産の予感

公認野球規則の一部改正
投手の三塁への偽投が禁止に


公認野球規則の一部改正が発表になりました。
最も大きなトピックがこの改正。
昨年末から一部では“ほぼ”確定情報として出回っていましたが、正式に決まったそうですね。
投手の三塁への偽投というのは、プレートを踏んだままの偽投ってやつです。
“偽投”と言っても、プロはおろか、アマチュア、草野球だって牽制死する三塁走者を見かけることがほぼない“偽投”。


偽投禁止の目的は2つ

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タグ:偽投
posted by maddog31 at 13:42| Comment(0) | TrackBack(0) | ルールの確認 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月09日

ルールの確認(10)〜第三アウトの置きかえ

今だ僕自身がテレビでも見たことなく、自分の試合でも適用された場面に居合わせたことがない野球のルール、それがいわゆる
第三アウトの置きかえ
というやつです。今回はこれについて。


(野球規則7・10) 次の場合、アピールがあれば、走者はアウトとなる。

ここではいわゆるアピールプレーを説明していますが、この条文の解説の中に注目です。

 第三アウトが成立した後、ほかにアピールがあり、審判員が、そのアピールを支持した場合には、そのアピールアウトが、そのイニングにおける第三アウトとなる。
 また、第三アウトがアピールによって成立した後でも、守備側チームは、このアウトよりもほかに有利なアピールプレイがあれば、その有利となるアピールアウトを選んで、先の第三アウトと置きかえることができる。


ここの部分がまさに「第三アウトの置きかえ」を説明しているところです。
具体例がないと厳しいのですが、『公認野球規則』の中ではわかりやすい問答が書いてありますので、それを見ると理解がすすみます。


【問】 二死、走者二塁のとき、打者が三塁打を打ち、走者を得点させたが、打者は一塁も二塁も踏まなかった。守備側は二塁に触球してアピールし、アウトが宣告された。得点となるか。

【答】 得点は認められる。しかし守備側が最初から一塁でアピールしておれば、得点は認められない。また二塁から一塁に転送球して再びアピールすれば、一塁でのアピールアウトを、先の第三アウトと置きかえることができるから、得点とはならない。

少し補足を加えるならば、打者走者が一塁でアピールアウトとされると、下記の条項が成立するので得点が認められないということですね。

(4・09) 得点の記録
 (a) 三人アウトになってそのイニングが終了する前に、走者が正規に一塁、二塁、三塁、本塁に進み、かつ、これに触れた場合には、そのつど一点が記録される。
 【付記】 第三アウトが次のような場合には、そのアウトにいたるプレイ中に、走者(1、2にあたる場合は全走者、3にあたる場合は後位の走者)が本塁に進んでも、得点は記録されない。
  (1) 打者走者が一塁に触れる前にアウトにされたとき。




なかなか自分でその場面に出くわしてみないと、アピールするチャンスすらなさそうです。
アピールするチャンスがあったな、と思ったのは昨年、ルールの確認(2)〜3アウト目の取り方の記事で取り上げたこういう場面。

 攻撃側は1アウトで2、3塁。
 バッターの打球はピッチャーライナー。
 これを投手が捕球して2アウト目。
 捕球した投手は2塁カバーに入ってきた二塁手へ送球。
 二塁手は飛び出していた2塁ランナーを追いかけてタッチアウト。
 これで3アウトとなり、野手は全員ベンチへ。


 ところが・・・。
 「3アウト目のタッチアウトより前に、帰塁せずに本塁まで走ってきていた3塁ランナーのホーム生還があった」
 ということを攻撃側監督がアピール。
 このアピールが認められて、3塁走者のホームインが認められた。


この場面、“野手が全員ベンチへ戻ってしまった後”というのが実はポイントだったのですが(それはまた今度)、
守備側がベンチに戻っていなければ
「三塁ベースへ帰塁していなかった3塁ランナーにタッチする or 3塁ベースにベースタッチする」アピールをすれば、これを「2塁ランナーがタッチアウトとなり成立していた第三アウト」と置きかえることができて、3塁ランナーのホームインが認められなかったはず。


※斜体文は『公認野球規則』より引用しました。
 

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posted by maddog31 at 19:59| Comment(4) | TrackBack(0) | ルールの確認 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月01日

ルールの確認(9)〜塁を占有する権利

4月30日の甲子園で行われた阪神−巨人の試合中であったプレーで、あちこちで物議をかもし出しています。
坂本選手のルールを勘違いした?走塁ミス。
いわゆる「塁の占有権」というルールに関するプレーです。

(野球規則7・03) 二走者が同時に一つの塁を占有することは許されない。ボールインプレイの際、二走者が同一の塁に触れているときは、その塁を占有する権利は前位の走者に与えられているから、後位の走者はその塁に触れていても触球されればアウトとなる。


難しく書いてあるようですが、頻繁に起こるプレーです。
こんなプレーです。


「ランナーが挟まれている間に、次のランナーが到達した塁に前のランナーが戻った場合、タッチをすれば後ろのランナーがアウトになる」というよくあるプレー。
なので“いわゆる”と書きました。
僕が小学生の時にはよく“親子丼”って言ってました。
挟殺プレーを教わる時に必ず教わるルールです。
そして、僕が教わった時には
・ランナーが勘違いすることがあるから、必ず塁上にいるランナー2人共にタッチをしなさい。
・万が一、前のランナーが勘違いして塁を離れたらもう一度そのランナーにタッチしなさい。
・そうすれば2人ともアウト!

と、セットで教わりました。

もちろん、走塁時の注意はその逆で
・塁上に重なってしまったら、ランナーはタッチされても“自分が”「アウト!」のコールを明確に受けるまで塁を離れなくてよい。
という教わり方。


まあ、少年野球ならではの教え方ですが、低学年時などは選手も勘違いするものなので。
と思っていたら、昨晩見た野球ニュースで驚きました。


この勘違い、巨人の坂本選手がやってしまったんですね。
そして、上の例と同様、城島捕手はしっかり両方の走者にタッチしている。
守備側がやっていることは少年野球と同じ。
このプレーをプロで観れたのは喜んでよいのやら、悲しんでよいのやら。


この話題、ここまでで終えようと思ったのですが、もう1つ。
この挟殺プレーが始まった時、(守備側にミスがない前提に立てば)
挟まれたランナーはできるだけ時間を掛けさせて、次のランナーを先の塁まで進めさせるのがセオリー。
守備側も時間を掛けないことを意識していますが、たいていの場合は次のランナーは一目散に走ってきます。
上の巨人の場合も、三塁コーチャーはグルグル手を回しています。
そうすると、普通に考えれば次のランナーは“無警戒”で走ってきますよね?
そんなことを頭に入れながらこのプレーを観ると。
2006年の選抜、横浜vs八重山商工の試合です。
(3分30秒からのプレー)


実は前にも取り上げた動画なのですが(→体格差を埋めるチームプレーを参照)、このプレーを練習していたこと、大舞台で発揮できたことは感動モノでした。
しかも、ちょっと前に戻してみるとわかりますが、場面は1点差に迫られた終盤。
この投手は直前にブルペンからマウンドに上がった投手。

冷静に考えれば、点差が充分にあって、アウトカウントを確実に増やしたい時などは狙ってもよいプレーだとは思いますがね。
 

しかし、翻って坂本選手のプレー。
原辰徳監督のコメントの真意が気になる。
http://baseball8956.seesaa.net/article/148365655.html
 

斜体文は『公認野球規則』から引用しました。
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posted by maddog31 at 10:32| Comment(2) | TrackBack(2) | ルールの確認 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月17日

ルールの確認(8)〜勝ち投手の決定

久々にルールの話。
過去分などは★ルールの確認をご参考に。
今回は記録に関わる条項です。

2009年10月3日の横浜vs中日戦で、中日は防御率1位のチェン投手が先発したものの、4回を投げきってマウンドを降り、5回からは最多勝争いトップの吉見一起投手にスイッチ。
3−1とリードした状態から吉見投手が4イニングを投げ、最後の1イニングを浅尾拓也投手が締め、結局6−3で中日が勝ちました。
この試合の勝ち投手は吉見投手となり、これで16勝目はセ・リーグ単独トップとなりました。
試合後の落合博満監督も個人タイトル獲得への支援をコメントしていた様子。

ルール上、間違ってないんですが、こういう形で勝ち数を“先発投手”が重ねて最多勝を獲ることで、逆に価値が落ちてしまわないかか、なんて思いました。


この勝ちを詳しく説明した『公認 野球規則』の条文はこちら。

(野球規則10・17) 勝投手、敗投手の決定
(b) 先発投手は、次の回数を完了しなければ勝投手の記録は与えられない。
 (1) 勝チームの守備が六回以上の試合では五回。
 (2) 勝チームの守備が五回(六回未満)の試合では四回。
 先発投手が本項を満たさないために救援投手に勝投手の記録が与えられる場合は、救援投手が一人だけであればその投手に、二人以上の救援投手が出場したのであれば、勝利をもたらすのに最も効果的な投球を行ったと記録員が判断した一救援投手に、勝投手の記録を与える。


つまり言いたかったことは、
ある程度試合の序盤で勝ちを確信できるような展開になったときには、自チームの投手に意図的に記録させるような采配をすることは、シーズン終盤でなくてもいつでも出来る。
最後だけこういう形で勝ちを稼ぐなら、そういう専門職を育てて競うような記録を作り、先発勝利は先発勝利だけでタイトルを表彰して欲しい、ということ。

2009年の吉見投手の成績は素晴らしい。
でも、終盤には必ずタイトル争いの中で“単独”を競うためのやりくりが発生します。
結果として、そのやりくりでタイトルを獲ったことがファンによい心象を与えるのかどうか、ですね。
そこだけ気になります。

もちろん救援勝利も勝ちは勝ちです。
なので、逆に“日の当たらない”救援投手を讃えるようなタイトル制度を、セーブ、ホールドなどとうまく考慮して作るのはよいことだと思っていますので。


余談ですけど、この勝利記録のつけ方を僕が知ったのは小学校高学年の頃。
当時パソコンで珍しかった野球のシュミレーションゲームの『名監督』というゲームでよく使いました。
自分の好きな球団を選んで、その監督として選手起用をする監督を楽しむゲームだったのですが、好きな球団の好きな投手に“最多勝”のタイトルを獲らせるために。
序盤に大量得点を奪った試合では、先発投手を4回で降ろし、5回からひいきの投手を投入。
十分な得点差をもった状態で次の投手へリレー。
すると勝ちはつけやすいし、負けは滅多につかないし・・・。

もちろん、毎回うまく行くわけでもないし、スターターを1人欠いたままシーズンを乗り切るのは難しい。
強いチームでないとできないですけどね。続きを読む
posted by maddog31 at 10:30| Comment(0) | TrackBack(0) | ルールの確認 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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