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2016年07月17日

夏の甲子園優勝チームの勝ち上がりに共通する追いついた/追いつかれた「同点」の場面

今年の夏の甲子園の注目校は?

もうすぐ今年も夏の甲子園大会が始まります。
今日、全国に先立って沖縄の代表校が決まりました。
これから続々と地方大会の優勝校が決まります。

今年の下馬評では、どの高校が強いのでしょうかね?
自宅のテレビで見ることができる県予選はたまに見ています。
清宮くんで話題の早稲田実業は、4番に座る野村くんも魅力の選手です。
日本一の激戦区と言われる地元・神奈川も、今日は横浜高校が場外ホームラン2本で勝ち上がるのを見ました。

もちろん、センバツに出場した高校、特に優勝した智弁学園、準優勝の高松商にも頑張って出てきてもらいたい。


過去の優勝チームに共通することはあるのか?

前に書いたエントリーでは、秋の明治神宮大会で上位にきたチームが、翌年の夏まで強い!ということも書きました。
(詳細はコチラ「高校野球の三冠の位置付け」で)
その検証という意味で、高松商と敦賀気比にも依然として注目しています。

さて、まだ出場校も出揃っていない中で、優勝校を予想しようとするほど素人でもない僕(笑)。
夏の甲子園大会で過去に優勝したチームには、何か共通する特徴があるのでは?と、調べてみることにしました。


どんな優勝チームも、1度は苦戦している

僕自身の感覚で、何となく思っていた印象が「どんな優勝チームも1度は苦戦している」です。
一番鮮烈に記憶しているのが、圧倒的な強さを見せていた松坂大輔世代の横浜高校。
結局、松坂が最上級生になったチームは一度も公式戦で負けなかった。
そんなチームでも夏の甲子園では明徳義塾戦で大量ビハインドの展開を経験したし、PL学園には何度も追いつかれる厳しい試合展開をした記憶は薄れない。

そんなことを手掛かりに、直近10年の夏の優勝チームの、夏大会での勝ち上がりスコアを1つずつ調べてみました。


10年間の優勝チーム戦績の中に見つけた1つの共通項

調べた対象は2006年の早稲田実業から2015年の東海大相模までの10年間の優勝校の甲子園での勝ち上がった成績。

各イニングの表・裏の終了時点で試合展開を
・先制した/された
・同点に追いついた/追いつかれた
・逆転した/された
・得点差を突き放した/突き放された
という区分で区分けして全試合を見てみました。

すると、1つだけ共通項を見つけました。
どのチームも、決勝戦(優勝が決まった試合)を迎える前までに、必ず一度は 追いついた/追いつかれた ことによる「同点」の場面を迎えた試合がある、ということ。
この「同点」は試合開始からの両チームに得点がない 0対0 の展開は含みません。
必ずどちらかのチームが得点していて、その後に相手チームが得点をしたことで、その攻撃終了時点で同点に追いついた状態です。
その攻撃イニングの間に同点→逆転までいったものは含めません。


どの優勝チームも経験する“追いついた or 追いつかれた”の場面

上の定義で見ると、過去の10チームが必ず決勝戦までのどこかの試合の中で、一度は 追いついた or 追いつかれた ことによる同点の展開を経験していました。


10年間の実例

2015年優勝の東海大相模の場合、
準々決勝の花咲徳栄戦。
2-3のビハインドから、8回裏の攻撃で1得点して3-3に追いついて同点。

2014年の大阪桐蔭の場合、
1回戦の開星戦。
4-5のビハインドから、5回表の攻撃で1得点して5-5に追いついて同点。
準決勝の敦賀気比戦。
3-5のビハインドから、2回裏の攻撃で2得点して5-5に追いついて同点。

2013年の前橋育英の場合、
準々決勝の常総学院戦。
0-2のビハインドから、9回裏の攻撃で2得点して2-2に追いついて同点。

2012年の大阪桐蔭の場合、
3回戦の済々黌戦。
1-0から、2回表の守備で1失点して1-1に追いつかれて同点。

など。
特殊なのが2006年の早稲田実業の場合。
有名な駒大苫小牧との決勝戦の1試合目は
0-1のビハインドから、8回裏の攻撃で1得点して1-1に追いついて同点。
そのまま延長引き分け、再試合になりました。
このケースも含めると、やはりどの優勝チームも、必ず優勝を決めた試合までのどこかの試合の中で、一度は 「追いついた or 追いつかれた」ことによる同点の展開を経験していることになります。


意外?それとも違和感ない結果?

この結果、自分では「共通項があった!」と意外に驚いたものですが、どうでしょうか?
イニング途中に逆転→勝ち越ししてしまうことの方が良く起こりそうだと思いました。
が、実際には試合途中で一旦「同点」に落ち着いて攻守交代する場面が必ずあったという共通項。

終わってみれば強かった優勝チームも、相手にリードされた状態から同点までしかいかなかった試合、もしくは、リードした状態から同点にされて持ちこたえた試合を必ず経験したということ。
この辺が冒頭の仮説にあった
「どんな優勝チームも1度は苦戦している」
に合致しているのではないかな、と。


では、準優勝チームは?

準優勝チームも同じようなものなのでは?と思って同じ10年間で調べてみました。
結果から言えば、準優勝チームも勝ち上がる中で同じような場面を経験していることがほとんどでした。
但し、
・2015年準優勝の仙台育英
・2012年準優勝の光星学院
・2010年準優勝の東海大相模
・2007年準優勝の広陵
の4チームは、上記の「追いついた or 追いつかれた」同点を経験していませんでした。

posted by maddog31 at 18:08| Comment(2) | TrackBack(0) | 高校野球の話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
Maddog31さん
ブログ読みました〜!
高校野球ファン&ライオンズファンの村内のぶひろと言います。

どの優勝チームも経験する"追いついた or 追いつかれた"ですが
納得ですし、間違いなく正しいと思いました!!さすがMaddog31さん☆

昨年の決勝・仙台育英対東海大相模を生で観戦
  ↓↓↓↓↓
http://murauchi.muragon.com/entry/443.html

(決勝までではありませんが)昨年の決勝戦も、
優勝した東海大相模 6回裏に仙台育英に追いつかれてます。

東海大相模 2 0 2 2 0 0 0 0 4 |10
仙台育英 0 0 3 0 0 3 0 0 0 |6

生で見てて、同点になったあと、相模は 9回表の
小笠原のホームランまでまさに "持ちこたえた"感じでした。
Maddog31さんの分析通りだと思いました!

今年の夏も甲子園楽しみですね☆
Posted by 村内のぶひろ at 2016年07月18日 16:56
> 村内さま

コメントありがとうございました。
“分析”というほどのものではないのですが(笑)
もっと、画期的な“共通点”を見つけたかったのですけどね。。。

その試合そのものをどう勝つか?に注力していたので、決勝戦については調べました内容はあまり記載しませんでした。

同じ10年間の決勝戦では、
2009年の中京大中京が「追いつかれ」、2013年の前橋育英が「追いつく」、2014年の大阪桐蔭が「追いつく」を経験していますね。
Posted by Maddog31(管理者) at 2016年07月18日 19:35
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