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2013年08月17日

第95回高校野球選手権(8)〜2回戦の感想・その1

1回戦が終わって、いよいよ2回戦に突入。

第5日 8月12日(月)
第3試合
 自由ケ丘(福岡) 2−4 延岡学園(宮崎)
この試合は前の試合に続いての九州勢同士の対決。
自由が丘がスクイズで1点目、相手牽制球の間の走塁で2点目を取るなど、主導権を握ってもおかしくない展開ではありました。
この2点目は左腕投手相手に走者一・三塁で迎えた攻撃の場面。テレビ映像で見返したりしましたが、最初は「フォースボーク」を高校生も当たり前のように狙うようになったのか・・・と思ってしまいました。

実際のところは、単にスクイズのサインが出ていたので、投手の牽制につられてスタートを切ってしまった三塁走者がいったん止まり掛けた後に、思い切って本塁まで突っ込んだというプレーでしたね。
延岡学園はチャンスの打順でいずれも5番の浜田晋太朗選手が、うまく投球を引き付けての打撃で結果を出しました。


第6日 8月13日(火)
第1試合
 丸亀(香川) 1−7 横浜(神奈川)
終始横浜のペースで進んだ試合。
2年生が中心の横浜は良くも悪くも動きの多いチームという印象。
チームの伝統と言えばそれまでですが、塁上に置いた走者の走塁は積極的である上に、今年は脚力が備わっている選手が多いように見えました。
そこに絡んだのが主軸の長打。これであっさり大量点が入りました。
横浜の2年生左腕・伊藤将司投手は決して素晴らしいデキだったとは思わなかったですが、バッテリーが試合経過の中でうまくカウントを取れる球を選びながら組み立てていったようにも見えました。

◇横浜の3番・浅間大基と4番・高浜祐仁
3番の浅間は脅威の5打数5安打。直球を打ち、変化球を打ち、引っ張って、流して、と柔軟性のある打撃で穴があまりない。
4番の高浜は逆に穴も見せたが、ツボに嵌ったときに破壊力はさすが。
両打者を中心に、あの桐光学園・松井裕樹を攻略する練習して結果を出してきただけに、横浜は左打者相手は強いかも。


第6日 8月13日(火)
第2試合
 日大三(西東京)  1−7 日大山形(山形)
“日大”対決。両チームは練習試合で対戦経験があるとのことでした。
強打と評判の高かった日大三が日大山形の先発右腕・庄司瑞のシュート気味の直球が「バックドア」のように効果的に右打者の外角に決まっていました。
対する日大山形は左打者が多く並ぶ打線で、いずれもスイングが速いのが目立ちました。7回の集中打は見事。
日大三の先発右腕・大場遼太郎投手は直球にも威力がある好投手でしたが、左打者たちが的確に捉えていたのが印象的でした。

◇日大山形の3番・峯田隼之介と4番・奥村展征
両左打者のスイングの良さが印象的。
奥村は予選打率.667の実力を見せつける本塁打も。


第6日 8月13日(火)
第3試合
 彦根東(滋賀) 5−9 花巻東(岩手)
すっかり甲子園の常連になりつつある花巻東は、自チームのペースに持ち込む試合運びが巧い。
その伝統を支えているのは、決して大物打ちではない上位打線の打者の出塁。この試合も1・2番打者の2人で6安打+1四球。
但し、この試合では彦根東の反撃をうまく分断した要因は投手リレーにあったのではないでしょうか。
先発左腕の中里優介はテンポ早い投球間隔とスリークォータから制球良くコーナーに出し入れできる好投手。投げ間違いがなく、連打・長打を打たれにくい投手という印象。
2番手の細川稔樹は更に腕の出所が低く、サイドスローに近い。こちらは球速の緩急で打ち取るようなスタイルで、打者から見れば角度がついて打ちにくい、面白い存在に。
次戦以降も継投が見込まれるだけに、相手打線との兼ね合いを見ながらの継投が見ものになりそう。


第6日 8月13日(火)
第4試合
 明徳義塾(高知) 2−1 瀬戸内(広島)
大会前に書いた記事
 第95回高校野球選手権(1)〜注目選手のおさらい
で取り上げた僕個人の注目選手がようやくこの試合で全て登場。明徳義塾のエースで4番の岸潤一郎。
対するのはこちらも前評判が高かった瀬戸内のエース・山岡泰輔。
両先発投手ともにボークを警告されるなど、正直立ち上がりからデキがよいようには見えませんでした。
岸投手は球速が思ったほど出ないものの、打者が速球に差し込まれる場面が幾度も。
山岡投手は腕も振れて急速も出ていましたが、序盤は制球が定まらない様子。
その両投手が徐々に立ち直って投手戦に。
見ごたえのある投手戦でしたが、きっちり点を取りきるところに明徳義塾の強さがあったのだと思います。

◇明徳義塾の岸潤一郎
前に見て以降の成長を期待して見ていましたが、見た目で思ったほどスケールUPはありませんでした。
しかし、小さいテイクバックから投げる速球は見た目以上に威力がある様子。
さらに結果からいえば、調子の良し悪しに左右されず試合を組み立て危なげなく投げきれるのが一番の能力。この試合も四死球は1つのみ。
この大会が猛暑の中で休み無く日程消化しているのは周知の事実。スタミナに不安を残さず、投げるためにも大事な能力。
“超実戦派”としての岸投手はまだ2年生でまだまだ先が楽しみ。
posted by maddog31 at 12:33| Comment(0) | TrackBack(1) | 高校野球の話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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「2年生チーム」初戦快勝。
Excerpt: 8日に開幕した「第95回全国高校野球選手権記念大会」神奈川代表「横浜」は今日、「丸亀」(香川)と対戦。大会6日目。神奈川大会の疲れを取るには丁度良い日程なのか?待ちに待った登場...
Weblog: mingoh's観戦レポート
Tracked: 2013-08-18 08:07
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