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2013年03月11日

第3回WBC第2ラウンド(2)〜日本vsオランダ

この記事は第2ラウンド1組の勝ち抜けチームが2チーム確定した後に書いています。
日本が(昨日)10日に対戦し、勝利した相手がオランダ。
そして、(今日)敗者復活戦に回ってキューバに劇的なサヨナラ勝利で同組で日本と共にアメリカ行きを決めたのがオランダ。

結果が出てしまっていますが、これまでと同様にまとめてみます。
但し、外出しながらワンセグ観戦だったのでコメントは今までよりグッと少なく(笑)。

▽2013年3月10日@東京ドーム
 日本 16−4 オランダ

▽投手
(日)〇前田、内海、山口、涌井
(オ)●コルデマンス、スタウフベルヘン、ヘエイステク、ファンドリール、バレンティナ

▽日本チーム スタメン
(二)鳥谷
(指)井端
(左)内川
(捕)阿部
(中)糸井
(遊)坂本
(左)中田
(一)稲葉
(三)松田


▽試合経過
1回表、日本は1番に起用された鳥谷が先頭打者本塁打で1点先行。

2回表、松田が高めの球をレフトスタンドへ2ラン。また、走者を置いて内川が低めの変化球をうまくセンターへ運んでの3ランで計5点追加。

3回表、稲葉がコンパクトなスイングでライトへソロ本塁打、1点追加。

4回表、糸井が走者を置いてライトへ豪快な3ラン、3点追加。

5回表、井端の2塁打後に広がったチャンスで、阿部がライト戦へタイムリー2塁打、1点追加。

6回表、走者を置いて、松田がレフトへタイムリー2塁打で1点追加。これで12−0。

6回裏、日本の先発・前田に5回まで無四球1安打9三振に抑えられていたオランダが、この回から登板の内海を捕まえ、四死球に1番・シモンズ、4番・バレンティン、5番・ジョーンズの安打が絡んでの4失点。

7回表、井端、糸井の四球と阿部の安打で迎えた満塁のチャンスで、6番・坂本が左中間へ満塁本塁打、これで16−4。

7回裏、涌井が連打を打たれるも0点で締めて試合終了。


僕自身の視点でのポイントはこんなところでした。
〇鳥谷の1番起用
前の試合での盗塁から乗るかも知れないと思っていた鳥谷。
持ち前の選球眼を含めた出塁率を買われての起用だったようですが、先頭打者本塁打という願ってもない副産物が生まれました。
結果がたまたまスタンドインしたという、打球も鳥谷らしい打球。
続く打席でもヒットが出たということで、好調をキープしてほしいところ。

〇井端の好調持続中
前の試合後にも同じことを書きました。
この試合は周りの本塁打攻勢にまぎれて一転、2安打2四球で4回も出塁。
もはやスタメンからは外せない存在。

〇本塁打のオンパレード
上にあげた鳥谷も含め、どの本塁打も内容がありました。
らしいスイングで完璧に打った本塁打、高めの失投を確実にとらえた本塁打、緩い変化球を巧みな技術・スイングで運んだ本塁打。
この1試合だけで今後の対戦相手に与えるインパクトはあると思います。
あとは大勝の後で皆で大振りにならないように、と願うばかり。

〇先発・前田の好投
この大会に入ってから最も先発の柱として安定感を増しているのが前田。
この試合も自在に変化球を低めに集めて、面白いように見逃し&空振りを取ることができました。
大会前に不安視されていたところからの上昇ムードで、更に期待が高まります。
この試合のデキを見れば、他の投手の調子に関わらず今後の日程では、アメリカで1試合投げることになるはずです。

〇第2ラウンドの敗者復活はオランダ
日本との試合に敗れたオランダが敗者復活を掛けたキューバとの試合でサヨナラ勝ちしました。
日本との(1組)1位決定戦の結果に関わらず、一緒にアメリカ行きが決定です。
日本にとってみれば、昨秋に2試合対戦し、そして今大会で負けたキューバを相手にするよりも、オランダの方が組み易い相手だったと思っています。
点差が開いたおかげで、オランダ戦はいろんな意味で日本は手の内を隠したまま戦うことができましたから。


しかし今回の大会をみると、ラテン系の野球とアジア系の野球。
やはりそういった色分けができるものなのでしょうか。

〇ラテン系の野球
驚異的な身体能力が可能にするずば抜けたスピードとパワー、それを思いきりの良さに乗せて発揮するラテン系の野球。
この野球同士がぶつかったのがオランダとキューバで、いずれも接戦。
一度火がついたら手を付けられない打線を相手に、投手を目まぐるしく変え、狙い球を絞らせずに長打を回避するようなディフェンス。
どの打者でもフルスイングの脅威があって、どこからも一発長打で得点が見込めるような1番から9番の打者。

〇アジア系の野球
力に差のない複数の投手陣に支えられたトータルのディフェンスと、機動力やサインプレーを絡めて少ない得点機を着実にものにして接戦に持ち込むアジアの野球。
この野球同士がぶつかったのが韓国と台湾、そして日本と台湾でいずれも僅差の接戦。
試合の最後の最後まで点差が開かない我慢比べで崩れない。
代打や代走も含めて、どの打順でも点差による攻撃パターンに柔軟に対応でき、1つの四球や盗塁から単打を足掛かりに得点をしていく。


どちらの野球が「強い/弱い」とか「楽しい/つまらない」とか、いつも論議になりますが、僕自身は単純に色々なカラーの野球同士がぶつかる国際大会に日本も参加して、かつ日本らしい野球で勝ち上がってくれているのを見るのが楽しいです。
一時はWBCへの不参加も覚悟した日本チームが、こうして無事にアメリカ行きを決めてくれました。
アメリカラウンドを勝ち上がってくる色々なカラーを持った国とどういう野球を展開してくれるのか、これまた楽しみです。
posted by maddog31 at 23:16| Comment(0) | TrackBack(1) | 国際大会の話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Weblog: mingoh's観戦レポート
Tracked: 2013-03-18 22:50
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