2011年12月31日

2011西武ライオンズ(15)〜西武ライオンズの今季振り返り(野手編)

前々回の投手編
前回の捕手編
に続いてようやく完結の野手編を書きます。
本当は語りつくせないくらい書きたいことはたくさんあるのですが、ポイントを絞ってわーい(嬉しい顔)

今年は「いつかは訪れる!」が「いつやってくる?」と思っていた“2008年体制”からの脱却が見られた年になりました。
“2008年体制”と言ったのは日本一になった2008年後半からの不動の
 1.片岡易之
 2.栗山巧
 3.中島裕之
 4.中村剛也
の打順のことです。
怪我による離脱などで何度か入れ替わることはありましたが、日本一になってから基本的にはこの並びが定位置でした。
今シーズン前半も当たり前のようにこの打順で臨んだものの、ライオンズの極度の不振はこの上位打線の不振そのものだったように思っていました。
ライオンズが下位にあえいでいる頃、6/19には自分自身でこんなことをtwitterで投稿していました。
(→2011年06月19日のbbmaddog31のつぶやき

「ライオンズのスタメンの話題。1〜4番が開幕からどれだけ変わってないか?ライオンズは開幕と違うのは1試合(6/6)だけで、あとは昨日まで全部同じ並びの1〜4番。珍しいよね。 #seibulions #npb at 06/19 13:23」
「ライオンズに次いで12球団で開幕オーダーの1・2・3・4番の並びが不動だったのは中日で、6/1まで不動だった。ケガとか交流戦とかあるけど、ダントツでライオンズが不動を貫いてる。 #npb #seibulions at 06/19 13:26」
「出てくる控え野手陣比べると、やはりライオンズはスタメンのレベルの高さで渡り合うしかないよなあ。するとテコ入れの仕方は打順変更とかしか見えてこないのだが。日本一の時のイメージを壊すチャレンジも今は必要かも。 #seibulions at 06/19 16:54」


チームの成績も停滞、個々人の成績も停滞の中で“2008年体制”を崩すタイミングがやってきたのでは?と思っていたところでした。
「昨日まで全部同じ並びの1〜4番」と言っていますが、この6/19も同じオーダー。
ところが、次の試合となった6/24からはこの打順がガラッと変わりました。

不調時に打順を替えてリフレッシュするのはよくやる手。
不調であっても、その選手の“名前”で相手に脅威を与えるという手もありますが、2008年から数年経った上にその間に優勝を逃してもいるわけで、目の前の落ち込んだ成績に目を向けて欲しいという思いのツイートだったのです。
(twitterの声が届いたのでしょうかわーい(嬉しい顔)

この6/24から数試合は1番・浅村栄斗となり、その後は怪我による不調から抜け切れなかった片岡を外した
 1.栗山巧
 2.原拓也
 3.中島裕之
 4.中村剛也
のオーダーに変わりました。
これ以降、5番に入ったホセ・フェルナンデスが後半に向けて昇り調子になったことと、怪我から復帰して9番に(一時的に)復帰した片岡、月間MVPを受賞するまで復調してきた浅村のピークなども上手く重なり、CS出場を決めるまで復調してきたように見えましたね。


この“2008年体制”の脱却という中で、不動のレギュラーを揺るがす可能性のある若手選手が台頭してきたのは今年の大きなポイントです。
まずは、浅村。
このブログでは入団時から再三推していた選手。
今年はライオンズ流育成法の王道にのって1年間フル稼働。
結果的に牧田投手が新人王を獲得したことも喜ばしいのですが、実は新人王=浅村を期待していました。
その期待に違わぬ成績は残せたと思います。
統一球導入でリーグ全体の打撃が停滞した今シーズンにあって、オープン戦からの好調が最後に尻すぼみにならず、最後の10月に月間MVP受賞とは来年以降にも期待が持てます。
「ポスト中島=遊撃手」と固定しがちですが、一軍ゲームの内外野でたくさんのポジションを経験したことは大きな財産にしてもらいたいです。

そして、秋山。
今年のルーキーは即戦力の期待が高い選手が並んでいましたが、秋山翔吾については強肩を活かした守備と俊足は群を抜いていて、「第二の羽生田」的存在を期待していた選手でした。
それが一年目で一気にセンターのポジションを奪った形。
ライオンズの外野陣にあって、久々に守備で相手チームにプレッシャーを与えられる選手の登場が嬉しいです。
打撃面についてもまだ上昇の余地あり、来年以降に期待したいです。

この2人の最低どちらかは1〜4番に座って欲しい選手です。
この2人に突き上げられる存在になりそうなのが、シーズン後半に2番に固定起用された原でしょうか。
「2番=小技&繋ぎ」というイメージは拭えませんが、今の野球で2番打者にはもっと打力&出塁力が求められてきているのが実情。
試合終盤の勝負どころの「打」・「出塁」を求められる局面で、やや力不足感があったかな?と個人的には物足りなく思っています。
そういう局面で迎えても、代打起用など無く期待できる2番打者を!というのが期待です。


レギュラー陣以外のところに目を向けてみると、今年は特に打の方で層の薄さが露呈してしまったシーズンに思います。
特に代打と5番以降を期待したいDH陣の層の薄さ。
ここには
 助っ人、平尾、石井、坂田、高山、G.G.佐藤、上本、大崎、後藤
といった打撃面でウリのある選手の名前が思い浮かぶところですが、今シーズンを通して活躍できたのは5番打者としてのフェルナンデスと、代打としての平尾だけでしょうか。
実績もそこそこある顔ぶれだけに、この辺の底上げを来年は期待したいところでした。
が、今オフの状況では・・・。今の時点で、
 フェルナンデス・ブラウン・マルハーン・石井・G.G.佐藤・後藤
がチーム構想から外れているわけで、なかなか難しいポイント。


守備・走力面では、内野は片岡の穴を原や浅村が十分に埋めることができました。
来年以降も期待ができますし、ベテラン阿部もいるし、もちろん片岡の復調が待てます。
外野は守備面で秀でた秋山が栗山をレフトに追いやる形でセンターのポジションにつきました。
外野の残り一角を「打撃か守備か」で奪いあって欲しいところが、今シーズンは最後まで固定はできず。
打撃面は上で述べたとおりで、来年以降はそこそこ打てればレギュラー定着でしょう。
そうした中で外野の守備・走塁面では斉藤や熊代がベンチに置かれ、終盤の試合では起用される機会が増えました。
こうした一芸に秀でた選手が出てくると、統一球で得点期待値が低くなっている試合の中で存在感が大きくなりそうです。
この一芸を伸ばせば、この若い2人の方が打撃をウリにする中堅選手よりもレギュラーが近いかも知れません。


と、ここまでダラダラと書きました。
が、実際のところはオフの選手の移籍動向が落ち着かないと、今のライオンズにとっては野手陣全体の構想に与えるインパクトが大きすぎて、何ともいえないところ。
来季を戦う戦力が見えてきた頃にもう一度、その辺を踏まえた期待を書きたいところです。


posted by maddog31 at 00:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 2011西武ライオンズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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