日が経ってしまいましたが、巨人が勝った日本シリーズ回顧を。
結果的には、巨人が○●○●○○の4勝2敗。
ワールドシリーズと同様の勝敗数で決まりました。
勝因、敗因、それぞれいろいろあると思いますが、ここでは僕が個人的に思った感想を。
まず
短期決戦の傾向のところで注目していた、4番・5番打者の傾向です。
序盤でキーと見ていた4番対決は、北海道日本ハムの高橋信二選手に軍配が上がります。
ホームランも含めて、打点も稼ぎ、打率.385は上出来。
一方はラミレス選手で.250。
今シリーズは4番・5番含めたクリーンアップが、全試合を通じてDHの有無に左右されず固定されたので比較がしやすかったです。
5番対決については、スレッジ選手.182に対し、亀井義行選手.262となり、打率のほかに印象度でも亀井選手の勝ち。
今回は過去のジンクスとは当てはまらない4番の成績でしたが、逆にスレッジ選手を5番で使い続けたことで、北海道日本ハムの方が打線のリズムを崩してしまったのかな?
そんな印象です。
緒戦以降、絶不調だったスレッジ選手をDHもしくは左翼手で起用したため、試合によって2番打者が森本稀哲選手と糸井嘉男選手が入れ替わったり、どちらかがベンチだったり。
結果的には糸井選手は.438と一番当たっていたのですが、うまく使い切ることができませんでした。
それに加えて、終わってみれば頼みの稲葉篤紀選手も.208。
8番が多かった鶴岡慎也選手は.214で、金子選手を固定できなかったこともあいまって、打線は3、5と下位8、9番あたりで寸断されてしまいました。
一方で、巨人については緒戦以降、同じく絶不調だったのが1番の坂本勇人選手で.190。
しかし、これを補って余りあった2番の松本哲也選手の.304。
ここ2人で十分に機能した他は、主力はみな.250以上の打率を残して、満遍なく打っていました。
その中で打率も.304で、印象も大きかったのが阿部慎之助選手だったという“だけ”。
打線対打線でトータルで巨人が打ち勝った印象でした。
攻撃については、本来は慣れたパのチームに有利に働きそうなDH制が、層の厚い戦力の巨人に有利に働いたといったところでしょうか。
投手について言えば、両チームとも信頼の高いセットアッパー、ストッパーが同じくらい打たれる場面があり、そこの力は正直それほど感じませんでした。
強いて言えば、場面場面での投手のつぎ込み方が巨人の方が徹底していたか。
負けている場面では木村正太投手、金刃憲人投手を主に起用し、逆に勝っている場面では躊躇なく山口鉄也投手、越智大祐投手の2枚看板を投入する徹底ぶり。
日本ハムは宮西尚生投手、金森敬之投手という同じく左右2枚のエース格がいましたが、建山義紀投手、林昌範投手の起用で、最後は余してしまっていましたね。
まあ、投手と言えば、なんと言っても話題をさらったダルビッシュ投手。
普通に2勝を計算したくなる投手が満足に使えなかったのは、最大の誤算でしょう。
それでもあのキャッチボール投法(吉井コーチのブログに書いてあります)で1勝をもぎ取ったことで、シリーズは盛り上がりました。
日本ハムには来季以降も期待したいと思います。
日本ハムの応援は清くて華やかで、ファンでなくても楽しい。
選手達は攻守交替時も含めて、全力疾走するので気持ちいい。
巨人は・・・。
アンチ巨人ではありませんが、スターターに日本人の名前があまり出てこないのが寂しいですね。
その中では育成枠出身の選手が躍動したのが新鮮でした。
「キャッチボール投法」の話、育成の話、これらはまた別に機会に触れたいと思います。
−関連記事−
・短期決戦の傾向
・5番打者の松井秀喜がMVP
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