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2010年02月17日

ルールの確認(8)〜勝ち投手の決定

久々にルールの話。
過去分などは★ルールの確認をご参考に。
今回は記録に関わる条項です。

2009年10月3日の横浜vs中日戦で、中日は防御率1位のチェン投手が先発したものの、4回を投げきってマウンドを降り、5回からは最多勝争いトップの吉見一起投手にスイッチ。
3−1とリードした状態から吉見投手が4イニングを投げ、最後の1イニングを浅尾拓也投手が締め、結局6−3で中日が勝ちました。
この試合の勝ち投手は吉見投手となり、これで16勝目はセ・リーグ単独トップとなりました。
試合後の落合博満監督も個人タイトル獲得への支援をコメントしていた様子。

ルール上、間違ってないんですが、こういう形で勝ち数を“先発投手”が重ねて最多勝を獲ることで、逆に価値が落ちてしまわないかか、なんて思いました。


この勝ちを詳しく説明した『公認 野球規則』の条文はこちら。

(野球規則10・17) 勝投手、敗投手の決定
(b) 先発投手は、次の回数を完了しなければ勝投手の記録は与えられない。
 (1) 勝チームの守備が六回以上の試合では五回。
 (2) 勝チームの守備が五回(六回未満)の試合では四回。
 先発投手が本項を満たさないために救援投手に勝投手の記録が与えられる場合は、救援投手が一人だけであればその投手に、二人以上の救援投手が出場したのであれば、勝利をもたらすのに最も効果的な投球を行ったと記録員が判断した一救援投手に、勝投手の記録を与える。


つまり言いたかったことは、
ある程度試合の序盤で勝ちを確信できるような展開になったときには、自チームの投手に意図的に記録させるような采配をすることは、シーズン終盤でなくてもいつでも出来る。
最後だけこういう形で勝ちを稼ぐなら、そういう専門職を育てて競うような記録を作り、先発勝利は先発勝利だけでタイトルを表彰して欲しい、ということ。

2009年の吉見投手の成績は素晴らしい。
でも、終盤には必ずタイトル争いの中で“単独”を競うためのやりくりが発生します。
結果として、そのやりくりでタイトルを獲ったことがファンによい心象を与えるのかどうか、ですね。
そこだけ気になります。

もちろん救援勝利も勝ちは勝ちです。
なので、逆に“日の当たらない”救援投手を讃えるようなタイトル制度を、セーブ、ホールドなどとうまく考慮して作るのはよいことだと思っていますので。


余談ですけど、この勝利記録のつけ方を僕が知ったのは小学校高学年の頃。
当時パソコンで珍しかった野球のシュミレーションゲームの『名監督』というゲームでよく使いました。
自分の好きな球団を選んで、その監督として選手起用をする監督を楽しむゲームだったのですが、好きな球団の好きな投手に“最多勝”のタイトルを獲らせるために。
序盤に大量得点を奪った試合では、先発投手を4回で降ろし、5回からひいきの投手を投入。
十分な得点差をもった状態で次の投手へリレー。
すると勝ちはつけやすいし、負けは滅多につかないし・・・。

もちろん、毎回うまく行くわけでもないし、スターターを1人欠いたままシーズンを乗り切るのは難しい。
強いチームでないとできないですけどね。

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posted by maddog31 at 10:30| Comment(0) | TrackBack(0) | ルールの確認 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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