『イチ流2009』を録画して見ました。
今年の義田貴士氏との“対決”はファッション対決でしたね。
今年の技術論は打撃の話でした。
イチロー選手のウェーティングサークルでのあの独特の素振りについてから、バッティング時のグリップについて話がおよびました。
ホームベースに正対した状態からバットを振る動作をすると胸が投手の方に向いていきます。
その胸を早くから投手に見せてしまうと、グリップが前に(投手寄りに)出ることになる。そうするとその位置からボールに対応できる範囲が狭まって限られてしまう。
だから、
グリップの位置をなるべく捕手よりに残す
と何とか(対応)できる範囲=可能性が広がる。
そんな話でした。
いつだかの『イチ流』の時の打撃論でも、イチロー選手は自分の特長を
グリップが最後まで残る打ち方である
と言っていました。
一般的な指導法で言われる
「最短距離でバットを出す」
意識が強い人ほど、グリップが前に出て行ってしまうこともイチロー選手は指摘していました。
冒頭の話に戻りますが、グリップをなるべく残しておくことを“意識”するためにウェーティング時のあの素振りになったとのことでした。
最短でバットを振るということは
ステップした足が着地した時点でグリップが前に出ている
ことになる。
それをしないための振りがあのゴルフスイングみたいな振りになるとのこと。
また、
グリップを残しておくことでギリギリまで見極めたボールを後ろに飛ばすことで
ワザとカットすることができる
と言っていました。
もう1つ面白かったのが
「詰まる=バッターの負け」
という意識は捨てた方がよい
と言っていました。
(イチロー選手であればサードやショート後方へ)詰まって落とすのも立派なヒットを打つ技術である、と。
イチロー選手の打撃論についてはいろいろ本でも出ていますし、何年も基本的なことは変わっていないように思いますから、オフの間に拾い読みしてもよいかと思いました
。
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